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詩と映画と日記

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風と共に去りぬ

「風と共に去りぬ」

製作 デイヴィッド・O・セルズニック
原作 マーガレット・ミッチェル
監督 ヴィクター・フレミング

キャスト
ヴィヴィアン・リー (スカーレット)
クラーク・ゲーブル (レット)
オリヴィア・デ・ハヴィランド (メラニー)
レスリー・ハワード (アシュレ)
イヴリン・キース (スゥエレン)
トーマス・ミッチェル (ジェラルド)
ハティ・マクダニエル (マミー)

アカデミー賞
作品賞   ヴィクター・フレミング
主演女優賞 ヴィヴィアン・リー
助演女優賞 ハティ・マクダニエル
監督賞   ヴィクター・フレミング
脚色賞   シドニー・ハワード
撮影賞(カラー)
室内装置賞
編集賞
39年度の10部門のアカデミー賞を受賞




1939年423万ドルという桁外れの経費を使い
主演女優選びに難航し
自薦他薦を含めテストを受けた有名な女優は
数十人にのぼったといわれるスカーレットが
製作者セルズニックの気に入らず
とうとう主演女優が決まらないままに
撮影は開始されました

当時イギリス映画界の新人だったビビアン・リーも
この役を熱望していましたが、その訳は
ローレンス・オリヴイエが『嵐が丘』に出演のために
ハリウッドに来ていたからでした
ふたりはお互いに結婚をしており子供もありながら
恋人関係にありました

アトランタが炎上する場面を撮影している現場で
スカーレット役を探しあぐねる
製作者のセルズニックの前に
大理石のような白く小さな顔を
際立たせるつばの広い黒い帽子と
スカーレットのように細い腰を強調して
ウエストを絞った黒いドレスの
ヴィヴィアンが現れます

後にセルズニックは
『炎が彼女の顔を照らした。
私は一目見て、彼女がピッタリであることを知った』
と語っています


こうしてヴィヴィアンはスカーレット役を勝ち取り
イギリス演劇界の若きプリンスの
ローレンス・オリヴィエとの結婚も後には実現します

欲しいものはどうしても手に入れる
強い情熱を持った彼女は実生活でも
スカーレットのように生き
最後には最愛のオリヴィエとも別れて
ひとりさみしく亡くなったそうです

誰もが認めるでしょう
ヴィヴィアン・リーがあってこその
『風と共に去りぬ』です

『ヴィヴィアン・リー』
アン・エドワーズ著 
清水俊二訳を読んでいる途中なので

何度みても大好きでたまらない
この映画を見直して見ました






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